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2022年全日本選手権大会速報

2022年1月24日〜30日、「2022年全日本選手権大会」速報!



全日本の速報はもちろん、卓伸クラブ出身(名古屋)の選手を中心に速報をお届けいたします!

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01月27日(木) 12時56分

混合ダブルス準決勝、吉村/鈴木と張本/早田が決勝進出!

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張本/早田、初の混合ダブルス優勝まであとひとつとした

吉村/鈴木はダブルスでのテクニシャンぶりを遺憾なく発揮

●混合ダブルス準決勝
吉村真晴/鈴木李茄(愛知ダイハツ/昭和電工マテリアルズ) -5、7、-8、7、8 田添健汰/張本美和(木下グループ/木下アカデミー)
張本智和/早田ひな(木下グループ/日本生命) 5、8、-8、9 宇田幸矢/木原美悠(明治大/JOCエリートアカデミー/星槎)

混合ダブルス準決勝は、吉村/鈴木ペアと張本/早田ペアが決勝に勝ち上がった。決勝での「張本兄妹対決なるか」と注目が集まったが、田添/張本ペアはゲームカウント2ー1とリードしながらも、吉村/鈴木にうまく緩急をつけられ、攻撃にミスが出た。

決勝を戦う両ペアは、ともに右利きの男子選手と左利きの女子選手のペアリングだが、張本/早田は早田が積極的にフォアハンドで決定打を狙うのに対し、鈴木は前陣での両ハンドのブロックとカウンターでチャンスメイクに徹する。爆発力の張本/早田と、ダブルスでの経験豊富な吉村/鈴木。栄冠を手にするのはどちらのペアか?


01月27日(木) 12時06分

男子ダブルス5回戦。圧巻の強さ、篠塚/谷垣が社会人ペアを完封

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篠塚/谷垣ペア、会心の勝利で5回戦へ

卓伸クラブOBの松山祐季、平野友樹との「Wユウキ」ペアで快勝

●男子ダブルス4回戦
濱田一輝/吉山僚一(愛工大名電高) 5、-8、-5、4、8 江藤慧/松下大星(クローバー歯科カスピッズ)
後藤卓也/渡辺裕介(協和キリン) 6、9、9 定松祐輔/一ノ瀬拓巳(日鉄物流ブレイザーズ)
張本智和/森薗政崇(木下グループ/BOBSON) -10、9、10、7 吉田海斗/吉田聖斗(専修大)
西康洋/菅沼湧輝(明治大) -7、9、15、7 坂井雄飛/菅沼翔太(愛工大名電中)
上田仁/神巧也(T.T彩たま) 3、3、-9、6 泊航太/米倉勝(日本体育大/中央大)
福本卓朗/永田悠貴(関西大/同志社大) キケン 中村光人/横谷晟(愛知工業大)
岡野俊介/鈴木颯(愛工大名電高) 8、8、-9、7 鹿屋良平/郡山北斗(リコー)
大島祐哉/田添健汰(木下グループ) 5、9、2 吉田勝紀/大野聖弥(関西学院大)
平野友樹/松山祐季(協和キリン) 4、12、5 蛭田龍/高田紳之佑(専修大/初喜TTC)
笠原弘光/酒井明日翔(シチズン時計) 3、6、5 佐藤卓斗/杉浦大和(出雲北陵中・高)
篠塚大登/谷垣佑真(愛工大名電高) 5、1、1 遠藤竜馬/弓取眞貴(日野自動車キングフィッシャーズ)
藤村友也/松下海輝(日鉄物流ブレイザーズ) 4、1、8 鎌倉将輝/村上達哉(國學院大)
松山佳樹/野崎蓮(法政大) キケン 宮本春樹/田原彰悟(愛知工業大)
宇田幸矢/戸上隼輔(明治大) 2、-9、7、10 及川瑞基/町飛鳥(木下グループ/ファースト)
坂根翔大/各務博志(関西卓球アカデミー) -9、10、7、7 川上尚也/手塚大輝(早稲田大/日本大)
中村煌和/萩原啓至(愛工大名電高) -9、-8、5、12、9 池田忠功/宮本幸典(リコー)

男子ダブルスも4回戦が行われた。愛工大名電高3年の同級生ペア、篠塚大登(卓伸クラブOB)/谷垣佑真は社会人ペアの遠藤/弓取を完封。篠塚が前・中陣でよく動き、谷垣の両ハンドの豪打を交えた連続攻撃で圧倒した。レシーブから仕掛けるチキータも強力だった。

全日本社会人優勝ペアの平野友樹/松山祐季もストレート勝ち。また、21年世界選手権3位の宇田/戸上と及川/町が激突した注目の一戦は、3ー1で宇田/戸上が勝利を収めている。


01月27日(木) 12時04分

女子ダブルス4回戦、野村光/小林りんごペアが世界準優勝ペアに大健闘!

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世界銀メダルペアを相手に大健闘した野村(右)/小林

華麗な守備を見せた佐藤(奥)/橋本

野村(奥)/森田は順当に5回戦進出

 女子ダブルス4回戦、卓伸クラブOGの野村光がカットの小林りんごとのペアで、世界選手権ヒューストン大会準優勝の伊藤美誠/早田ひなに挑戦。小林のカットに対する伊藤/早田のドライブを、野村が広角にブロックとカウンターで振り回し、1ゲーム目を奪取。2ゲーム目も11ー10とゲームポイントを奪い、世界選手権銀メダルペアをヒヤリとさせた。逆転を許して敗れたものの、大いに存在感を示した一戦だった。

 野村光の姉・萌は森田彩音とのペアで順当に勝利し、5回戦進出。2019年世界選手権3位の佐藤瞳/橋本帆乃香は、カットとロビングのスケールの大きい守備で、大学生の実力派ペアを完封した。

●女子ダブルス4回戦
伊藤美誠/早田ひな(スターツ/日本生命) -8、12、5、10 野村光/小林りんご(桜丘高)
高橋梓海/出雲美空(エクセディ) 3、5、7 平真由香/田口瑛美子(昭和電工マテリアルズ)
木村香純/出澤杏佳(専修大) 4、11、9 藤原真由/中島花(関西大/京都産業大)
佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス) 9、6、4 岩越帆香/笹尾明日香(早稲田大)
野村萌/森田彩音(デンソー) 7、13、-9、6 阿久根みこ/佐藤清乃(聖和学園高)
麻生麗名/皆川優香(日本生命/大阪成蹊大) キケン 岡田琴菜/大川真実(愛知工業大)
永尾尭子/南波侑里香(サンリツ/日本ペイントマレッツ) 11、9、10 伊藤佑里子/金子碧衣(松戸市役所)
三條裕紀/熊中理子(昭和電工マテリアルズ/キヤノンメディカル) キケン 塩見真希/梅村優香(ミキハウス/中央大)
長崎美柚/木原美悠(日本生命/JOCエリートアカデミー/星槎) -9、7、7、10 赤江夏星/上澤杏音(香ヶ丘リベルテ高/貝塚第二中)
鈴木李茄/山本笙子(昭和電工マテリアルズ) -11、-4、8、7、6 清家綾乃/三島日菜之(オークワ)
石川佳純/平野美宇(全農/日本生命) 5、10、4 前瀧初音/吉田優海(愛媛銀行)
菅澤柚花里/中森帆南(四天王寺高) キケン 松平志穂/有延優希(サンリツ)
宋恵佳/成本綾海(中国電力) 7、8、9 山本怜/竹本朋世(十六銀行)
黒野葵衣/中島彩希(早稲田大) -6、7、-2、9、6 張本美和/小塩悠菜(木下アカデミー/星槎中)
加藤亜実/船場清華(専修大) 9、-10、10、6 横山有沙/松澤帆乃果(百十四銀行)
芝田沙季/大藤沙月(ミキハウス/四天王寺高) 11、-12、6、6 後藤奈津美/牛嶋星羅(昭和電工マテリアルズ)


01月27日(木) 10時15分

大会4日目は3種目でチャンピオンが決定。男女複はスーパーシードが登場!

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各選手のベンチには、往年の名選手の姿も。弟・友樹のベンチに入った平野早矢香さん

こちらも元五輪代表。T.T彩たまでコーチを務める岸川聖也は松平健太のベンチに入っている

★1月27日・大会4日目のタイムテーブル

9:30〜 ●女子ダブルス4回戦
10:05〜 ●男子ダブルス4回戦

11:15〜 
●混合ダブルス準決勝
田添健汰/張本美和(木下グループ/木下アカデミー) vs. 吉村真晴/鈴木李茄(愛知ダイハツ/昭和電工マテリアルズ)
張本智和/早田ひな(木下グループ/日本生命) vs. 宇田幸矢/木原美悠(明治大/JOCエリートアカデミー/星槎)

11:50〜 
●ジュニア女子準決勝
由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高) vs. 張本美和(木下アカデミー)
面手凛(山陽学園中) vs. 木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
●ジュニア男子準決勝
鈴木颯(愛工大名電高) vs. 吉山僚一(愛工大名電高)
三木隼(野田学園高) vs. 松島輝空(星槎中)

12:25〜  ●混合ダブルス決勝
13:00〜 ●ジュニア男子決勝/ジュニア女子決勝

15:00〜 ●女子シングルス4回戦
17:30〜 ●男子シングルス4回戦

大会4日目の1月27日、タイムテーブルは上記のとおり。朝一番の男女ダブルス4回戦からスーパーシードのペアが登場し、午後の男女シングルス4回戦でもいよいよスーパーシードの選手たちがコートに立つ。

ジュニア男女と混合ダブルスは準決勝・決勝が行われ、チャンピオンが決定する。果たして賜杯は誰の手に渡るのか?


01月26日(水)

ジュニア男子もセミファイナリストが決定!

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鈴木はヨーロッパスタイルの両ハンドプレーヤーだが、より攻めが速くなった印象を受けた

吉山のパワーはジュニア男子では随一

同じ左腕の坂井に競り勝った三木。準決勝も松島との左腕対決

頂点への強い意志を感じさせた松島のプレー

●ジュニア男子準々決勝
鈴木颯(愛工大名電高) ー8、4、10、9 岩井田雄斗(野田学園高)
吉山僚一(愛工大名電高) 1、1、6 飯村悠太(野田学園高)
三木隼(野田学園高) 10、7、ー11、11 坂井雄飛(愛工大名電中)
松島輝空(星槎中) 7、14、ー9、6 徳田幹太(野田学園高)

ジュニア男子もベスト4が決定!
第1シードの鈴木と第2シードの松島、一昨年優勝の吉山、そして三木が準決勝に勝ち上がった。準決勝の対戦カードは鈴木と吉山、三木と松島だ。

鈴木と吉山の同級生対決と言えば、2年前の全国中学校大会の男子シングルス決勝を思い出す。吉山がゲームカウント1ー2からの逆転勝利で王座に輝いた。果たして明日の準決勝はどのような結果になるか。

松島と三木は左腕対決。松島は徳田にフォアサイドを突かれても台から下がらず、うまく台から距離を取って対応。効果的にカウンターも打ち込みながら、食い下がる徳田を押し切った。

●松島輝空・準々決勝後のコメント
「今日が一番大変だと思ってました。勝ち上がっていくほど強い選手が多くて、長いラリーが多くて大変だったけど、最後は自分のプレーができてよかった。負けたくない気持ちはあったけど、まず一戦一戦勝つことを意識してやりました。明日は格上の選手とやるので向かっていきたい。ジュニアでは絶対優勝、一般では最低でもランク入りしたい。
 この1年でフォアの強打や、サービスの配球は良くなったと思います。前までは相手から先に攻められて後ろに下がることが多かったけど、体も大きなってカウンターもできるようになりました」


01月26日(水) 19時35分

張本美和、強し。優勝候補の赤江を破ってついに4強

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改めてその潜在能力を見せつけた張本美和

木原の強さもジュニアの年代では群を抜いている

面手、中学2年生でジュニア4強は見事

伸びのあるフォアドライブを放つ左腕の由本

●ジュニア女子準々決勝
由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高) ー7、8、9、9 青井さくら(明徳義塾中・高) 
張本美和(木下アカデミー) 8、ー10、2、4 赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高)
面手凛(山陽学園中) 6、ー6、6、ー7、4 原芽衣(四天王寺高) 
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 7、8、6 首藤成美(希望が丘高)

ジュニア女子準々決勝、中学1年の張本美和が赤江夏星を破ってついにベスト4進出!

兄・智和の練習を参考に、チキータの強化に務めてきたという張本。その「副産物」というべきか、チキータだけでなくバックドライブの回転量が増し、ボールの質がさらに高くなっている。バックドライブで強く回転をかけると赤江は攻撃的にブロックできず、一気に張本に攻め込まれた。連続攻撃に移る時のフットワークも速く正確で、確実に相手を仕留めていった。この1年での成長は目を見張るものがある。

もうひとりの優勝候補、木原美悠は序盤から得意のサービスを生かし、サービスエースと3球目強打を連発。前陣を死守し、ストレートへのカウンターを狙う首藤成美をストレートで制した。

ベスト4の残るふたりは、左腕の由本楓羽と中学2年の面手凛。由本は青井の堅いバックの守りに1ゲーム目を落とすも、左腕から放つ伸びのあるフォアドライブで逆転勝ち。4ゲーム目の10ー9のマッチポイントでも、回り込んでフォアドライブで決めた。面手は原の巻き込みサービスに手を焼きながらも、中陣に下がっても柔軟なボールさばきを見せ、ゲームオールにもつれた接戦を制した。


01月26日(水) 18時21分

ジュニア男女で8強決定。野村と伊藤の快進撃はここでストップ

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野村は原に惜しくもリベンジならず

中学3年生でジュニアベスト16に入った伊藤

平野美宇の妹・亜子は張本に敗れるも、うれしいベスト16

吉山僚一は弟・和希をストレートで下し、準々決勝進出

●ジュニア男子5回戦(ベスト8決定戦)
鈴木颯(愛工大名電高) -8、8、9、6 梅村友樹(明徳義塾中・高) 
岩井田雄斗(野田学園高) -7、-8、5、9、7 青山貴洋(育英高)  
飯村悠太(野田学園高) 7、10、7 薜大斗(遊学館ジュニア) 
吉山僚一(愛工大名電高) 9、11、6 吉山和希(愛工大名電中)  
三木隼(野田学園高) 9、9、-5、7 石山浩貴(上宮学園中) 
坂井雄飛(愛工大名電中) -7、9、-9、9、7 萩原啓至(愛工大名電高)      
徳田幹太(野田学園高) 8、9、-7、8 谷本拓海(兵庫中)  
松島輝空(星槎中) 9、8、9 芝拓人(野田学園高) 

●ジュニア女子5回戦(ベスト8決定戦)
由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高) 6、9、-12、8 長部心奈(正智深谷高)
青井さくら(明徳義塾中・高) 5、4、4 青木咲智(ミキハウスJSC)
張本美和(木下アカデミー) 3、9、8 平野亜子(甲府西高)
赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高) 7、6、4 篠原夢空(貝塚第二中)
面手凛(山陽学園中) 6、8、6 伊藤詩菜(ミキハウスJSC)
原芽衣(四天王寺高) 6、8、-9、5 野村光(桜丘高)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 7、5、9 矢島采愛(正智深谷高)
首藤成美(希望が丘高) -9、7、-8、6、4 竹谷美涼(貝塚第二中)

ジュニア男女は5回戦が終了。ベスト8が出揃った。

ジュニア男子は完全に「名電vs野田」という構図だが、そこにひとり割って入るのが第2シードの松島輝空。「今大会はジュニアでは絶対優勝するという気持ちで臨んでいる」と語るとおり、ラリーでの集中力高く、非常に凡ミスが少ない。また、一昨年のチャンピオンである吉山僚一が、弟・和希との兄弟対決をパワーで制している。

女子は各校のエース級がベスト8に出揃い、まさに群雄割拠。ともに有力な優勝候補である張本と赤江が、準々決勝で激突する。

卓伸クラブOGの野村と伊藤は、残念ながらこの5回戦で敗れた。野村は昨年度大会も同じ5回戦でストレートで敗れた原に対し、今年は1ゲームを奪うもリベンジならず。伊藤は同年代のライバルである面手に敗れたが、中学3年でベスト16は立派な成績だ。来年は表彰台、そして頂点を目指して練習に励んでもらいたい。


01月26日(水) 17時27分

混合ダブルス準々決勝、張本/早田が準決勝進出を決める

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苦戦が続く張本/早田だが、地力を見せて準決勝まで勝ち上がってきた

張本/早田と準決勝で対戦する宇田/木原。世界卓球で肩を傷めた宇田は、かなり復調してきている

●混合ダブルス準々決勝
田添健汰/張本美和(木下グループ/木下アカデミー) 6、6、7 前出陸杜/出雲美空(高田高/エクセディ)
吉村真晴/鈴木李茄(愛知ダイハツ/昭和電工マテリアルズ) -6、7、6、7 坂根翔大/塩見真希(関西卓球アカデミー/ミキハウス)
張本智和/早田ひな(木下グループ/日本生命) -9、8、9、9 五十嵐史弥/杉田陽南(早稲田大)
宇田幸矢/木原美悠(明治大/JOCエリートアカデミー/星槎) 9、7、7 硴塚将人/森田彩音(協和キリン/デンソー)

混合ダブルス準々決勝の結果は上記のとおり。4回戦で相手ペアにマッチポイントを取られながらも逆転勝ちした張本/早田は、強打者同士のペアである五十嵐/杉田に1ゲーム目を取られながらも逆転勝ち。まだ張本に得意のバックハンドのミスが多いが、試合を重ねるごとに少しずつ調整できている。4ゲーム目の10ー9のマッチポイントでは、レシーブからフォアクロスへフォアのパワードライブで打ち抜き、きっちり締めた。

張本/早田は、準決勝で世界ユース優勝ペアの宇田/木原と対戦。もう一方の準決勝は、張本の妹・美和と田添のペアが、吉村/鈴木と対戦する。

★試合後の張本智和/早田ひなのコメント
張本「1試合目はマッチポイントもとられて『ヤバいな』という感じはありましたけど、そこからしっかり3ポイントとれたのは次につながるし、まずはそこまでいかないようにしたい。できるだけ5ゲーム目までいかない試合展開が、明日から必要なのかなと思います。
 準決勝は日本代表ペアで厳しい戦いになると思いますが、反対側で妹もまだ勝ち上がっていて、妹より先に負けられないという兄のプライドもある。明日の準決勝でどちらも勝って、決勝で戦えたら最高だと思います」

早田「1試合目は男子選手だと受けることのないバック粒、フォア表の異質型(出澤選手)で、距離感が難しかったり、ラリーで前に寄せられて次を男子に狙われるプレッシャーもあった。メンタル的に苦しい試合でしたけど、最後は自分たちのやってきたことを信じて、しっかりフォアドライブを振り抜けていけた。2試合目は全日本で4試合目でしたけど、一番良い展開だったと思います。


01月26日(水) 16時00分

女子シングルス1回戦、中田絵梨奈は惜しくも敗れる

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筑波大1年の中田絵梨奈、今大会の女子シングルスは1回戦で敗れる

●女子シングルス1回戦
香取位圭(正智深谷高) 8、ー9、9、8 中田絵梨奈(筑波大)
千葉菜月(東京富士大) 9、8、8 伊藤詩菜(ミキハウスJSC)
佐藤清乃(聖和学園高) ー7、ー8、8、7、10 野村光(桜丘高)

東京体育館では男女シングルスも1〜3回戦が進行中。昨年、高校3年生ながら女子シングルスで3回戦に進出した卓伸クラブOGの中田絵梨奈は、今大会では初戦で香取(正智深谷高)に惜しくも敗れ、1回戦敗退となった。

同じく卓伸クラブOGで、ジュニア女子で快進撃を続ける伊藤、野村も女子シングルスは1回戦で敗れた。複数の種目に出場することも珍しくない全日本選手権。集中力の維持や気持ちの切り替えの難しさがある。残るジュニア女子で上位進出を狙う。


01月26日(水) 14時30分

ジュニア女子4回戦、伊藤詩菜が優勝候補から金星! 野村もベスト16入り

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優勝候補の白山を大逆転で破った伊藤

野村も4回戦をストレート勝ちでベスト16進出

初のベスト16入りを果たした平野

張本に敗れた小塩はベスト32止まり

●ジュニア女子4回戦
長部心奈(正智深谷高) 5、7、10 谷口依里花(萩光塩学院)
由本楓羽(香ヶ丘リベルテ高) 6、6、6 山崎唯愛(明誠高)
青木咲智(ミキハウスJSC) 7、−9、6、7 鈴木美咲(山陽学園中)
青井さくら(明徳義塾中・高)  8、1、4 吉本はな(貝塚第二中)
平野亜子(甲府西高) −4、7、8、−6、4 由井心菜(白子高)
張本美和(木下アカデミー) 11、7、−7、7  小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)
篠原夢空(貝塚第二中) 4、8、6 村松愛菜(富田高)
赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高) 5、8、4 高橋奈未(山陽学園高)
伊藤詩菜(ミキハウスJSC) −11、−8、5、10、7  白山亜美(明徳義塾中・高)
面手凛(山陽学園中) 7、2、6 佐藤清乃(聖和学園高)
野村光(桜丘高) 9、5、8 宮國悠乃(日南学園高)
原芽衣(四天王寺高) 9、9、5 中谷理菜(粉河高)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 9、9、5 東川陽菜(進徳女子高)
矢島采愛(正智深谷高) 8、9、11 高森愛央(ミキハウスJSC)
竹谷美涼(貝塚第二中) 3、2、7  直江杏(明誠高)
首藤成美(希望が丘高) 2、6、−10、2  熊田陽茉梨(琉球レオフォルテJr)

ジュニア女子も4回戦が終了!
中学3年の伊藤詩菜が、優勝候補の一角である白山を大逆転で破り、殊勲のベスト16進出を決めた。パワーがあり、中陣に下がってからも粘り強い白山は手強い相手だったが、伊藤は前陣をキープしながら、高い集中力で一本ずつ得点を重ねた。伊藤の卓伸クラブの先輩である野村光も、宮國(日南学園高)をストレートで撃破。ふたり揃って、うれしいベスト16進出だ

その他の試合では、平野美宇の妹・亜子がバック粒高の変化と強烈なフォアスマッシュを武器に初のベスト16。赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)といった優勝候補も順当に勝ち上がったが、カットの小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)が中学1年の張本美和(木下アカデミー)のミスのないカット打ちに敗れ、ここで姿を消した。


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